2011-11-20 (Sun) 13:50[
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週末の土曜日は、「濡れそぼる紅葉が美しい晩秋の雨」などというものではなく、秋雨前線は昼前から激しい雨をもたらした。車のワイパーは最速モード、水しぶきを上げながら走った。土手縁から見える多摩川は数日前とは景色が変わるほど増水をしていた。
野良猫とはいえ木枯らしが寒いだろうと、軒下に休日に段ボール、ガムテープ、タオルで作った猫小屋二つは、この横殴りの雨にシートも役に立たず、午後早くに崩れ落ちた。そんな訳で猫どもは、ねぐらをどこかで探したらしい。そのため、夕飯は食べに来ず、朝もいつもの5時半から一時間遅れでやってきて、ガツガツあっという間に完食した。
昨日の分もと、怪しい空を見上げながら散歩にでた。少年野球場では、準備体操をする少年たちの脇で、指導者がスポンジでグランドの水を除いている。児童公園は濡れた地面に散った桜やクヌギの葉がいっぱいで、見上げる木にはあまり葉が残っていない。暫くすると青空が少しづつ広がり、刷毛を使って白いペンキをサッと伸ばしたような巻雲も見え始め、足取りも軽くなった。
気が付けば11月霜月もあと10日、晩秋から初冬に移りつつある。
霜月は旧暦の11月の呼び方で、文字通り霜が降る月の意味だが、現在では新暦でも用いる。今年の旧暦の11月1日は新暦では11月25日になり、丁度今頃が旧暦霜月の始まりということになる。
英語のNovemberは、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」の語に由来しているという。紀元前に使われていたローマ暦が3月起算で、その3月から数えて9番目ということだそうだ。
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