2017-03-02 (Thu) 12:31[
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日課にしている朝の20分ほどの散歩をこのところ中断している。ジムの途中で寄る整形外科の駐車場スペースが少なく、代わりの徒歩にしているからだ。
ジムの休日の今朝久しぶりに普段よりも遠回りをした。ウォーキングポールを使い歩いていくと、いつもと違う光景が現れた。目の前の梅畑がなくなっていた。2週間前頃には、梅の蕾が開いた姿が綺麗とスマートフォンで写した畑だ。
「桃栗三年柿八年」の続きは諸説色々あるらしいが、その一つは「梨の馬鹿目が十八年」「柚子は大馬鹿十八年」「林檎にこにこ二十五年」 「梅は酸い酸い十三年」と続く。実際に梅が実をつけるのは、種からだと5~6年、接ぎ木で3年程とのこと。
畑に残った直径25cmにならんとする切り株を見ると、樹齢は数十年だったと思える。これをチェーンソーでバッサリ・ザッサリでは、全く悲しい話だ。
道路を挟んだ反対側では、いくつかの戸建て住宅を建てるべく小高い丘を崩し、整地作業が続けられている。梅畑も宅地に変わり、一年も経たずに静かだった道の両側は小じんまりとした建売住宅が並んでいるに違いない。
そして、この辺りに多い梅畑や栗畑も徐々に伐採され、あと20年もすれば無くなる。緑の豊かさを連想させる地域の名も変えてしまうのではないかとも思う。
3月=「弥生」の由来を調べると、草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったとのこと。花月や花見月の別名もあるというが、現実は呼び名から離れて、満開に咲き誇る姿や若葉の茂みも見せることなく梅や雑木林が伐採されていく。
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